あおり運転や車同士の事故にあったとき、ドライブレコーダーの必要性が高まってます。でもどんなドライブレコーダーを付けたら良いか分からないし、最近では保険会社とかでもドライブレコーダーを貸与してるみたい。今日はそんなお話です。
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ドライブレコーダー特約とは?
ご契約の自動車に搭載されたドライブレコーダーが事故による衝撃を検知したことにより信号を発した場合で、損保ジャパンがそれを受けて事故の事実を確認したときは、普通保険約款に定める「事故発生時の通知義務」が履行されたとみなすことなどを定める特約です。
※損保ジャパン「THEクルマの保険」パンフレットP14より抜粋
ドライブレコーダー特約の特徴
自動車保険には様々な特約があります。そのうちの一つがドライブレコーダー特約です。保険会社によって多少異なりますが、損保ジャパンだと月々の保険料850円程度で最新のドライブレコーダーを貸与してくれます。
1.事故があったときに保険会社に通知してくれる
2.ドラレコが運転を測定して保険料が割引になることも
3.性能は保険会社ごとに異なる
ドライブレコーダー特約のメリット
ドライブレコーダー特約を付帯すると様々なメリットがあります。
1.事故の手続きが簡略化
損保ジャパンでは専用のアプリをダウンロードして利用すると、事故発生時に保険会社や登録家族、担当保険代理店に自動で連絡してくれる機能があります。ALSOKかけつけ安心サービスなどの事故対応サポートを依頼することができます。
損保ジャパン安全運転支援サービスアプリ「Driving!(ドライビング!)」
2.ドライブレコーダーを購入しなくて良い
ドライブレコーダー特約を付帯すると保険会社から指定のドライブレコーダーが貸与されます。宅急便などで郵送されてきますが、損保ジャパンでは現在Panasonic製のシガーソケット取り付けタイプが貸与されます。※2022年7月現在
※使用時にドライブレコーダーを破損させてしまった場合、弁済する必要があります。
3.運転特性割引で保険料が割引になる
ドラレコ特約を付帯いただくと、運転特性スコアに応じて、損保ジャパンと締結する継続後のご契約に走行特性割引を適用する保険料算出に関する特約(運転特性反映型)が自動セットされます。
※損保ジャパンパンフレットTHEクルマの保険P14より抜粋
※法人での契約も可能
損保ジャパンの提供するドライブレコーダー特約は法人契約も可能です。事故の記録映像だけではなく、ドライバーの運転を可視化し、業務ツールとしても利用が可能です。
損保ジャパン法人用ドライビングレコーダー特約スマイリングロード
ドライブレコーダー特約のデメリット
上記ではドライブレコーダーのメリットをあげましたが、もちろんメリットだけではありません。仕組みの違いや注意点などきちんと把握した上で検討をする必要があります。
1.保険料が負担になる
ドライブレコーダー特約を付帯すると損保ジャパンでは月額850円ほど保険料が掛かります。年間で1万円程度保険料が上乗せになりますので、購入した場合と比較すると約2~3年程の使用で単体購入の方が費用が安くなる計算です。
2.ドライブレコーダーは自分で取り付ける必要がある。
ドライブレコーダー特約を付帯すると保険会社からドライブレコーダーが貸与されますが、取り付けは自分自身で行わなければなりません。
※保険会社、保険代理店によっては指定工場や提携整備工場などで取り付け工事の案内を行ってくれます。取り付けには別途工賃費用が発生します。
3.好きなドライブレコーダーを選べない
ドライブレコーダー特約では自分の希望するドライブレコーダーを選ぶことができません。また、機能面でも一番性能が優れている最強のドライブレコーダーを貸与しているわけではないのが現状です。
ドライブレコーダー特約はこんな人におすすめ
- ドライブレコーダー選びを保険会社にお任せしても良いと感じる人
- 月々の保険料負担が事故通知などの付帯サービス料も込みであると理解や納得できる人
ドライブレコーダー特約はこんな人には向いていない
- ドライブレコーダーの性能に拘りがあり、自分で納得いく製品を選びたい人
- ドライブレコーダー特約の保険料負担を高く感じる人
- 既にドライブレコーダーを取り付けている人
まとめ
保険会社が提供するドライブレコーダー特約や市販のドライブレコーダーのどちらも優れている点や気を付けなければいけない点があります。いずれにしても現代の環境においては、あおり運転や事故のスムーズな解決を踏まえドライブレコーダーを搭載する必要性があると当社では考えお勧めしています。
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