ぽんぽこ
りゅうちゃん、前回の講座大好評やったで!今回も頼んだで!おんぶにだっこやで。
りゅうちゃん
眞心堂の高屋です。人生の最後の幕をどのように終えるのか、自分だけではなく大切な家族を含めた問題です。今回は人生の最後に後悔することがないように【終活】の取り組み方について分かりやすく解説します。
Contents
人生は最後に必ず後悔する?
りゅうちゃん
人生の最後は後悔することがたくさんあると言われています。がんの末期患者を千人以上見てきた大津秀一先生の体験記からも人間は最後に後悔する事が多いことが分かります。非常に考えさせられる著書でした。
ぽんぽこ
あ、わい昨日おやつ食べてへんやん。後悔やわぁ。
終活とは?
りゅうちゃん
終活とは死と向き合い、最後まで自分らしい人生を送るための準備のことです。終活をすることで様々なメリットがあります。
終活のメリット
・自分の意思が家族に伝わる。←(これ大事!)
・遺産相続で揉めない 。 ←(これも大事!)
・残りの人生が豊かになる。 ←(これが大事!)
ぽんぽこ
全部大事やねんで(キリッ)
終活は大きく分けると3つの分野
りゅうちゃん
終活は主に3つの分野に分かれます。簡単に説明しますね。
1.自ら家族のためにやっておくべきこと
ぽんぽこ
家族のために遺産をどうするかなど財産の整理や介護が必要になったときに、どないして欲しいのかとか身の回りの整理とかやで。
2.自身でやり残したことをやりきること
ぽんぽこ
初恋の女の子にまだ、気持ち伝えてない人おらへんか?わい、未だ車の免許取ってないねん。
3.生きた証を残すこと
ぽんぽこ
別に労力かけて壮大な作品を作れとか言わへんで。大切な人に手紙を書いてもええんや。わいは「ぽんぽこ自叙伝」を出すのが夢なんやで。わいの博物館も建てたろかいな。
りゅうちゃん
お前が説明するのかよ。
社会が変化すると葬儀の仕方も変わる
りゅうちゃん
社会が変わると、葬儀の仕方も変わってきます。保険と一緒ですよね。概要を簡単にまとめてみました。
①世帯人口の減少
りゅうちゃん
世帯は大家族中心から核家族、単身世帯中心の社会へ変化しています。小さな家族や人間関係によっては、大きな葬儀が必要ないのが現状です。
②少子化
りゅうちゃん
合計特殊出生率が1.4人と継承者のいない家が増えています。継承者のいない家にとって大きな葬儀の必要性はありませんよね。
③産業の変化による人の移動
りゅうちゃん
一次産業(農家など)の比率が低下しています。生まれた場所で死ぬのが一次産業の方々に多いのですが、現代社会では生まれた場所で一生暮らすという前提がなくなりました。親戚の住む地域もばらばらですので、親戚付き合いも疎遠に拍車をかけています。
エンディングノートを作成しよう
ぽんぽこ
エンディングノートって何やのん?
りゅうちゃん
エンディングノートはその人の「人生の記録やふりかえり」といえるでしょう。自身の人生がどのようであったか、残りの人生をどのように過ごしたいのか、書き方や形式などは決まっていません。遺言書のように法的効力はありませんし、遺書のように死に特化した内容である必要もありません。
ぽんぽこ
「わいの人生は壮大な物語やったんや!」とか、
「死後は、はやがけホールで盛大にやって欲しいんやで。わいの財産は話し合いで決めて欲しいけど、話し合いで解決しない時は、しばきあってもええんやで!」とかかいな?
「死後は、はやがけホールで盛大にやって欲しいんやで。わいの財産は話し合いで決めて欲しいけど、話し合いで解決しない時は、
りゅうちゃん
うん、大体そうだね(笑)エンディングノートを作成することで自らの死後について、家族で話す機会も生まれます。話しづらいテーマについて、コミュニケーションのツールにもなり、細かい貴重品、遺品を含め財産関係を、一度整理することもできます。
ぽんぽこ
ほほぅ、ええやんけ!エンディングノート!早速作るで!
30歳以上でエンディングノートを「すでに書いている」人はわずか2%で「いずれ書くつもりである」人は全体の41.1%です。遺言書を「すでに作成している」人は1.7%。「いずれ作成するつもりである」人は全体の32.6%です。
出典 経済産業省の調査「ライフエンディング・ステージを取り巻く国民意識」(2012年)
りゅうちゃん
エンディングノートは書くつもりでも痴呆が始まってしまっては思うようにかけない場合もあるます。書いておいてい資産状況や思いが変われば書き直すことをおすすめします。例えば、お正月は家族でエンディングノートを見直す日にしても良いかもしれませんね。
遺言書を作成しよう
りゅうちゃん
遺言書の作成もおすすめです。遺言書については、第1講座で詳しく解説していますのでこちらの記事を見てみてくださいね。
まとめ
りゅうちゃん
いかがだったでしょうか?今回は【終活】の一つのツールとしてエンディングノートの作成をおすすめさせていただきました。
ぽんぽこ
エンディングノートを書く側(送られる側)は「繋がりを思い返し、学び、感謝する事ができ、見る側(送る側)はエンディングノートを機会に親の過去や将来に興味を持つ事ができます。
りゅうちゃん
キャラ間違ってるぞ。